記録事務代行
サービス

車検証の電子化による運輸支局等への出頭不要を実現するため、運輸支局長等から委託を受けた記録等事務代行者による電子車検証の記録更新及び検査標章等の印刷を可能とする記録事務代行サービスを新たに構築いたします。
本サービスを通じて車検証書換等事務を実施することにより、国の審査を経た車検証の情報の書き換えが可能となります。

記録事務代行サービス、概要図

車検証電子化により
出頭不要となる手続

電子車検証の券面記載事項に変更が生じる場合には、運輸支局等において新たに電子車検証を交付することになるため、出頭が必要となりますが、券面記載事項に変更が生じない場合には、ICタグの記録情報の書き換えのみで手続が完了することから、出頭せずに手続き完了させることが可能となります。

出頭不要化
継続検査
(指定整備)
券面記載事項の変更を伴わないため、出頭不要
※運輸支局における記録を選択する場合を除く
一部出頭不要化
変更登録 券面記載事項の変更を伴わない場合、出頭不要
例:所有者が支局管轄区域内で引越した場合
移転登録 券面記載事項の変更を伴わない場合、出頭不要
例:所有権留保の解除により、所有者の氏名・住所のみ変更となった場合
出頭必要
新規登録 車検証の交付を受けるため運輸支局等への出頭が必要
抹消登録 車検証を返納する必要があるため運輸支局への出頭が必要
新規検査 車検証の交付を受けるため運輸支局等への出頭が必要

※継続検査(持ち込み)、構造変更、予備検査はOSS申請対象外

記録等事務代行者
になるには

特定記録等事務/特定変更記録事務の委託を受けるには運輸管理部長もしくは運輸支局長の承認を受ける必要があります。申請手続き、申請に必要となる書類については下記の記録事務代行ポータルのリンクよりご確認ください。

①委託申請、②承認、③アプリダウンロード、④利用開始

記録事務代行ポータル

記録事務代行ポータルではオンラインによる記録等事務代行業務の委託申請をすることや、記録事務代行アプリをダウンロードすることができます。

記録事務代行ポータルでできることについては下記「記録事務代行ポータルの概要(PDF)」を参照してください。

委託を受けた事業者については下記「記録等事務代行者一覧(PDF)」を参照してください。

記録等事務委託制度の詳細については下記のリンクよりご確認ください。

記録事務代行アプリ
について

記録等事務代行者において車検証の更新、検査標章等の発行を行うためには、国土交通省から提供する「記録事務代行アプリ」をインストールし、作業を行う必要があります。

利用開始時期 2023年1月
サービス時間 24時間365日
※メンテナンス等で一時的にご利用できなくなることがございます。
利用可能者 記録等事務代行者(特定記録等事務代行者及び特定変更記録事務代行者)
動作環境 PC:Windows 10 バージョン22H2(64bit版)
(Windows10はMicrosoft社のサポート終了後(2025年10月の予定)は動作確認の対象外となりますの
 で、ご注意ください。)

Windows 11 バージョン22H2
主な機能
  • ・車検証情報の更新
  • ・自動車検査証記録事項帳票、検査標章等の印刷・発行
  • (車検証情報の更新にはICカードリーダライタが必要です。また、印刷にはプリンタが必要です。)

電子車検証動作確認済みICカードリーダライタ

国が提供した電子車検証動作確認ツールを使用して各メーカーから動作確認済みの報告を受けたICカードリーダライタについては下記「電子車検証動作確認済みICカードリーダライタ一覧(PDF)」を参照してください。

検査標章印刷動作確認済みプリンタ

検査標章の印刷には市販のレーザープリンタ、インクジェットプリンタを使用することができます。
動作確認済みのプリンタ一覧については下記「検査標章印刷動作確認済みプリンタ一覧(PDF)」を参照してください。

令和5年1月から検査標章の台紙が変わりました。詳細については下記URLを参照してください。

利用の流れ

①ID・パスワードを入力、②多要素認証、③車検証の更新、④各種帳票・検査標章の印刷

よくあるご質問

よくあるご質問はこちらを参照してください。